皆さんはよくヘルニアという言葉を耳にすると思いますが、意味は『飛び出る』という意味になります。ですのでデベソは『臍(さい)ヘルニア』といいます。
今回は腰痛についての流れなので腰椎椎間板ヘルニアについて書いていきます。
(意味は腰椎の間にある椎間板が飛び出た。になりますね!)
昨日書きましたが、原因は体を曲げて下から物を持った時などに起こります。
(ちなみに椎間板の内圧は立った時が100%だとするとお辞儀で150%そこから荷物を持つと220%以上まで上がるそうです。)
なりやすい年齢を順にあげると①20歳台、②30〜40歳台、③10歳台、④50〜60歳台の活動性の高い男性に多いです。
この時に椎間板が飛び出て後ろの靭帯を押し上げ、神経根というところを圧迫します。(細かく言うと髄核というのが線維輪というものの亀裂を通って外に出ます。)このため腰痛とともに下肢痛が起こります。
ちなみにヘルニアが痛いというわけでなく神経根を圧迫することで刺激と炎症によって脊柱周りにいっぱいある感覚の受容器に刺激が入り痛みが出ます。
(よく他の整体院さんでヘルニアだから痛いんです!と言われました。という方が来ますが厳密に言うとそれはないということです。私は腰にヘルニアがありますが痛くないし、そもそもMRIなどを取らなきゃ見えないので確定はできません。)
症状は腰痛と下肢の痛みです。
・急性発症の時は初め腰痛が強く、2〜3日で腰の痛みが引くと同時に下肢の痛みや痺れがでます。慢性的緩徐に起こる場合は同じ姿勢でいるとお尻の辺りが痛くなったり、足が重苦しい痛みという傾向があります。
(ちなみにくしゃみや咳で下肢痛や痺れが強くなることがあります。これはデジェリーヌ徴候といいます。)
途中まで書きましたが難しいですかね?簡単に書くつもりなんですが難しいものですね…
…では気を取り直してあと少し。
下肢の症状はお尻からモモの裏にかけて出ていれば座骨神経が障害を受けていますし、前側であれば大腿神経が障害を受けているということになります。
よく座骨神経痛だ!とか言いますが、あれは病名ではなく症状の名前ですね!ですので腰椎椎間板ヘルニアで座骨神経痛が出るという言い方が正しいです。
以上です。これ以上書くとマニアックでわかりずらくなりそうだったのでここでやめときます!
ヘルニアについて書いてみました。次回は座骨神経痛に関して書いてきます。
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