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首の痛み、病気について。

■2014/12/10 首の痛み、病気について。
首の痛み、病気(頚椎の疾患)について書いていきますが、今回は腰痛のところでも書いたヘルニアなどと考え方が同じものもあるので、病名などは挙げますが今回の一回で書き切ってしまおうと思います。
(もちろん今後補足したり、質問が出たことなどは書いていきます。結構、首の痛みや肩こりの相談は多いので今後書くことも多いでしょう。)

まずはヘルニア。以前、腰椎椎間板ヘルニアについて書かせていただきました。それの首バージョンだと思ってください。腰椎の神経は主に下肢(股関節から足趾にかけて)、頚椎の神経は主に上肢(肩から手指にかけて)ですから、痛みや痺れの出るところが違ってきます。
腰の場合は腰から下肢ですが首の場合は首の痛みや肩こりと上肢にかけてですね!

次に胸郭出口症候群。頚椎から出てくる神経が斜角筋の間、鎖骨と肋骨の間、小胸筋の下を通ってくるときに圧迫、牽引され起こります。上肢に痛み、痺れ、だるさが出ます。もちろん首の痛みや肩こり症状もでることがあります。
(斜角筋は口をイーってすると首の前側が硬く張るところです。小胸筋は肩甲骨を前下方に下げる働きがありますってよくわからないと思うので脇しめて肩下げる感じ!)
この胸郭出口症候群は斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群に分けられますがマニアックすぎると思うので割愛!

つぎに後縦靭帯骨化症。背骨メインの部分になる椎体の後ろ側、脊髄の前側にある靭帯が分厚くなって骨化することで脊髄や神経根を圧迫して症状が出ます。日本では男性4%女性2%程度にでます。糖尿病の合併もおおいですね!遺伝性もあるようで、第6染色体の問題で起こることがわかってきたようです。 
(そんなことまで分かってきたんですね!私は書きながら本で調べて間違ってないか見ていくのですが新しい発見があって面白いですね!)

症状は痛みや麻痺があり細かい動作がしにくくな入ります。徐々に進行します。肩こりや首の痛みが出るともあります。←ここが書きたかった。肩こり、首の痛みをあなどるなかれ!しかも首の痛みや麻痺が最初から酷いということはないので発見が遅くなることもあります!

首の痛み、病気で書きたかったのはこの後縦靭帯骨化症です。みなこの名前に馴染みがないでしょうからちょっと頭の片隅に置いといてもらえたらいいのかなって思います。

首の痛みや肩こりがいつも取れない方はもう一度気をつけてみてみてくださいね!

次回は姿勢についての首の痛み、肩こりについて書きます!これは私たちの一番力を発揮できるところですので頑張って書きたいと思います!


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