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産後の骨盤矯正!

■2015/01/23 産後の骨盤矯正!
産後の骨盤矯正はどういったものなのか。
普通の骨盤矯正と何が違くて、何が大切なのか。ご存知ですか?

産後の骨盤矯正を希望される方は産後の姿勢や、体型を元通りにしたい。産後、腰の痛みが出てしまったから治したい。という理由が多いです。
整体院にお願いする方が多いと思いますが、言われるがままになってしまわないように、より良い産後の骨盤ケアについて書いていきたいと思います。

①いつ頃から始めるのがいいか?
出産するとき骨盤にとって大きな影響が2つあります。
1つ目は骨盤は開き仙腸関節部の靭帯は引き伸ばされること。
(仙腸関節とは骨盤の後ろ側で仙骨と両脇の寛骨との関節です。)
2つ目は骨盤の底には骨盤底筋群というものがり骨盤をしたから支える役目をしていますが、そこが損傷することです。
(骨盤底筋群は尿道括約筋や、膣括約筋などがあり損傷することで産後の尿漏れなどが起こるときもあります。)

以上のことから靭帯、筋肉の修復期間を医学的根拠を踏まえ考えると。
4週間の固定と安静が必要です。そのため産院から1ヶ月はコルセットを巻いてゆっくりしてくださいと指導を受けると思います。

ですから産後1ヶ月空けてから骨盤矯正を受けましょう!

②コルセットはいつまでが良いか?
インターネットで調べると1ヶ月〜半年、1年といろいろなことが言われていますが
靭帯の損傷を考慮して考えると基本12週。だいたい産後3ヶ月です!
4週間安静を保っていたため周りの筋肉は硬さや筋力低下が起こり支えが悪い状態です。
そのため4週間の固定で靭帯はある程度は落ち着きますが、筋肉の状態が整っていないためまだ骨盤の安定性には欠けるのです。

ですから産後1ヶ月から骨盤矯正、運動をして残り2ヶ月でコルセットがなくても良い状態にしてあげます。
そこでやっと外します。

③産後の骨盤矯正の方法と頻度は?
出産時、仙腸関節が離開(開く)することで炎症が起きます。
炎症は2週程度で落ち着きます同時に組織の修復がおきます。
この間で起きた関節機能の異常や筋の張りを4週後からとっていくわけですが骨盤矯正の頻度は2週間に一度程度で良いです。
ただし自宅での運動をしていきます。
簡単なものから少しづつレベルを上げていきますが、この運動で骨盤周りを安定させていくことが一番大切なんです。
(コルセットでの支えを自分の筋力で支えていくように変えることです。)

整体に行くのが2週間に一度でいい理由は自宅での運動のフォローをしていくことを一番の目的としているからです。
当整体院では痛みがない場合ですが初回の次は2週後、その次は3週後、その次は4週後で終了です。(どんどん期間をあけていきます。)
産後1ヶ月(4週後)から始めてトータル4回、産後13週目(約三ヶ月)でコルセットとって終わりということです。

骨盤が引き締まり体型や姿勢が変わるのは整体を行うから良くなるのではありません。骨盤矯正はあくまで補助です。
よく産後の骨盤矯正の効果で『半年後こんなに細く!』みたいな広告を見ますが、骨盤矯正しなくてもなるんじゃない?って思ったりします。

産後の骨盤矯正を考えている方は参考にしてみてください。



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